2019年05月28日

(第11回) 講義のポイント

第11回目(権利関係10)は、「不法行為」と「共有・区分所有権(の一部)」でした。

「一般的不法行為」
 そもそも「不法行為」は、(契約に基づかない債権・債務関係)というカテゴリです。
 学習するボリュームが少ない割に、出題頻度も高く、
 社会生活上も必要な知識ですので、しっかりと自分のものにしましょう。
 ①意義と、成立要件(できれば、意義から導き出せるようにしておくこと)
 ②効果(とりわけ、損害賠償請求権の消滅時効)

「特殊的不法行為」
 ①「使用者責任」の成立要件と効果
 ②「土地工作物責任」の成立要件と効果

「共有」
 ①保存行為・管理行為・処分や変更のための要件
 ②共有持分の譲渡・放棄、共有物の分割

「区分所有権」
 区分所有法は、すなわち”分譲マンション法”です。
 毎年1問出題されますし、実務で取り扱う機会も多いので、
 分譲マンションにお住まいでない方も、
 この機会に、その権利関係の特殊性について、理解を深めておきましょう。
 ⇒項目が細かいので、私が授業で触れた点の理解をお願いします。

さあ、「権利関係」は残すところ2回です。
「宅建業法」へ進む前に、できるだけ復習をして、知識を定着させておきましょう!

(第11回) 講義のポイント



同じカテゴリー(補講)の記事画像
[保存版]「民法」と「宅建業法」の関連項目
(第13回) 講義のポイント
(第12回) 講義のポイント
(第10回) 講義のポイント
(第9回) 講義のポイント
(第8回) 講義のポイント
同じカテゴリー(補講)の記事
 [保存版]「民法」と「宅建業法」の関連項目 (2021-03-22 17:29)
 (第13回) 講義のポイント (2019-06-11 15:49)
 (第12回) 講義のポイント (2019-06-04 12:21)
 (第10回) 講義のポイント (2019-05-20 19:20)
 (第9回) 講義のポイント (2019-05-13 17:53)
 (第8回) 講義のポイント (2019-05-02 13:03)

Posted by 久保 剛(くぼ たけし) at 13:24 │補講