2018年01月29日
資格取得スクールの「合格率」算定方法
例年、開講前のガイダンスにお越しになった方から、
『このスクールの 「合格率」は、どれくらいですか?』
というご質問を受けることがあります。
半年以上の時間とお金をゆだねるわけですから、
このようなご質問をされることは、至極 当然だと思います。
ただ、この質問に答える側からすると、実は一筋縄ではいかない問題があります。
一般に、試験そのものの「合格率」は、「合格者数」÷「実受験者数」 で導くのですが、
この場合の「合格者数」には、初めての受験者から過去複数回受験した方まで含まれています。
しかし、SBS学苑を含む資格取得スクールは、当年度の「合格者」までは把握できるものの、
過去にスクールに通っていた方の「合格」までは通常把握できないため、
そこにどうしてもズレが出てきてしまいます。
そこで、資格取得スクールは、独自の「合格率」算出方法を作り、
それを自社のホームページやパンフレットに掲載しているのです。
一例を挙げますと(いずれも平成28年度)、
■日 建 学 院さん:6割出席・公開模試 得点率6割の場合の「合格率」として、74.5%
■総合資格学院さん:9割出席・9割宿題提出・公開模試 正答率6割以上の場合の
「合格率」として、88.2%
となっています。
要するに、先の質問者は、単に、”当年度の受講生のうち、何%が「合格」したのか?”
を知りたいのでしょうが、そうすると、各スクールとも一見して
”低い” パーセンテージの「実質合格率」を出すことになるため、それを避けるために、
スクールごとに要件にしぼりをかけて、いわば「表面合格率」を高く見せているのだと思います
(他スクールに対する批判ではありません。致し方ないことだと私も思います)。
かくいう私の講座(SBS学苑)も、「表面合格率」は8割を超えますので、
結局、どのスクールもその点では大差はなく、
最終的には、受講者本人次第、
すなわち、受講者がもっとも通いやすく、自分の身に付く授業をやってくれるスクールを
選ぶということが、「合格」のために重要なのだと言えるでしょう。
