2024年03月08日

「まず、森を見よ!」~全体構造を把握することの重要性~

さて、皆さんとはまず、私法の一般法である民法から学習し始めますが、
民法は、1050条もの条文からなるボリュームのある法典で、
我々の生活にとって、とりわけ重要な法律です。

宅建試験の学習としての「民法」は、司法試験や司法書士試験のそれと異なり、
学習内容に若干の偏りがあるのですが
(宅建民法では、法人占有権はほとんど取り扱わないので)、
それでも多くのことがらを学んでいきます。

その際に気を付けなければならない視点が、 
「 まず、森を見よ! 」 ということです。

要するに、初めから1本1本の木をつぶさに見ていくのではなく、
森、すなわち”全体構造”を把握し、脳内にそのスペースを確保した上で、
その中に1本1本の木を収めていく(=内容を理解していく)という
学習の進め方のことです。


民法は、次の5つのかたまりから成り立っています。
 第1編 総則
 第2編 物権
 第3編 債権
 第4編 親族
 第5編 相続

そして、一般的に、1・2・3編を「財産法」、4・5編を「身分法」と呼び、
同じ民法典の中にありながら、両者は性格を異にしています。

ここからの詳細は、授業の中でお話ししますが、今後の法律学習では、
まず、この全体構造を把握するクセをつけていきましょう。


  


Posted by 久保 剛(くぼ たけし) at 10:00学習方法